タカラベルモントがご提案する「IKIMEN Barber Project」は、今求められるサービスやサロン空間・経営ノウハウをご提供し、あなたとお客様が理想とするバーバーサロンへと導き、サポートする活動です。新しいサロンづくりとその成功を共に目指していきましょう。
ライター 前田 正明 | カメラ 好川 桃子 | 配信日 2015.7.16
今回のTBMG「TAKARABELMONT Report」では、第一期粋男塾生がオープンしたIKIMENサロンや空間デザイン、第二期の概要などをご紹介いたします。
IKIMEN SALON 事例
愛知県安城市にサロンを構える鳥居さんはメンズクラブ トリイの2代目のオーナー。2015年2月の移転オープンに先駆けて、IKIMEN Barber Project「粋男塾」第１期生（2014年度生）として入塾されました。そんな「粋男塾」での経験をいかしながら新感覚のサロン展開に意欲を燃やしている鳥居さんに、「粋男塾」で体感した感想やサロンの現状について語っていただきました。
◆ MEN'S CLUB TORII http://www.mensclubtorii.jp/代表／鳥居竜弘さん
愛知県安城市
オープン／2015年2月20日
設備／セット面4台
スタッフ／2名
営業時間／11:00〜19:00（月曜日）
11:00〜20:30（水〜金曜日）
9:00〜19:00（土・日曜日）
定休日／毎週火曜日、第2・3月曜日
◆ 粋男塾での経験を生かしメンズサロンとしてのこだわりと魅力を発信したい
自分が思い描くメンズサロンのイメージを明確にするために入塾「粋男塾」に入塾したきっかけは、私の中でイメージしていたメンズサロンとしてのあり方を明確にするためでした。安城市は今、ベッドタウンとして年々人口が増えている街です。遠方から新しく住まわれる方々に対して、既存のサロン形態ではなく新しいメンズサロンとしての展開を打ち出したいと考え、それまで漠然と思い描いていた理想を具体的なものにしたいと思って入塾したのが大きな理由です。果たして自分の考えが正しいのか、あるいは他の方法があるのか、それを確かめたかったんです。
確固たるポリシーでメンズサロンを展開する講師の話に感銘した
「粋男塾」で最も影響を受けたのは、JUNES（東京）のBOWEさんのセミナーです。BOWEさんはメンズにこだわった明確なポリシーを持ち、個性的なサロンを展開されています。私のサロンも「大人の男がくつろぐ癒し空間」をコンセプトにして、ただ髪を切るだけではなく癒しとくつろぎを求める大人の男性のためのメンズヘアサロンを目指していました。それらを実践しているBOWEさんのお話には説得力があり、サロンのコンセプトやメニュー作りに大いに参考になりましたね。
くつろぎの時間をゆったり過ごせる多彩なコースメニューを考案
移転オープンに際して私がこだわったのは「ソフト面」です。店舗の外観や内装をカッコよくする事も重要ですが、肝心のメニューやサービス内容が伴わないとお客様のニーズにお応えすることはできません。そこで、「粋男塾」で学んだことを参考にしながら、一般的な総合調髪の内容を見直していくつかのコースメニューを導入しました。ヘッドスパやスキャルプシャンプー、フェイシャルエステをコースに組み込むことで、他のサロンとは違うワンランク上の特別感を感じていただけるよう工夫しました。
また、平日限定のスペシャルメニューを設け、混雑していない落ち着いた店内でゆったりと寛いでいただくことで、集客にも役立っています。エステシェービングやスキャルプシャンプーではマッサージ効果などを盛り込んでいるので施術中に眠られる方もいて、お得意様だけでなくご新規の方にも他店とは違うその良さを感じていただいてます。
集客力を発揮するホームページの表現方法も「粋男塾」で学んだ
集客に関しては、新しく作ったホームページと地域で発行しているフリーペーパーへの掲載が大きな効果を発揮しています。実は、ホームページの見せ方もBOWEさんのセミナーを参考にさせていただきました。インターネットで検索された方にサロンのコンセプトを分かっていただけるようデザインや内容に工夫を凝らしています。その結果、移転前と比較してお客様の層が80〜90%くらい変わりました。それくらいご新規の方が増えています。そんな方々がリピーターとなるように、土日だけでなく平日のお仕事帰りでも来店されやすいように閉店時間を遅くしています。
こだわりを持つ大人の男性に満足感を与えるメンズサロンとして
お客様の年齢層は30代〜40代の男性がメインで、行きたいサロンがないとおっしゃる方が非常に多いです。デザインにはこだわりたいけど美容室に行っても落ち着かないという方や、低料金サロンでは納得できないという方もいます。そんなお声を聞くと、こだわりを持つ大人の男性が満足されるようなメンズサロンとして、これからも価値を見出していただけるように頑張りたいですね。「粋男塾」で勉強することで、メンズサロンのあるべき姿や考え方はもちろん、技術や集客、接客、空間、経営における数字の見方など、大人の男性のためのサロンづくりに必要な多くの事が学べました。それは今のサロンづくりに大いに役立っており、入塾してよかったと実感しています。今後も「粋男塾」で学んだことを生かしながらメンズサロンとしてTORIIの魅力を発信していきたいと思います。
IKIMEN SALON DESIGN
◆ 繁盛するBarberサロンとは？男が行きたくなる魅力的な場所、IKIMEN SALONのデザインについて、粋男塾 第二期の講師 タカラスペースデザイン(株)の瓦崎氏に聞いてみました。
◆ 粋男塾 第二期 講師 タカラスペースデザイン株式会社 執行役員 瓦崎 裕康（かわらさき ゆうこう）1963年 高知県生まれ。高知の自然豊かな環境で育った後、小学校低学年より古都京都に移り、日本の文化に触れ感性を磨く。幼い頃から建築に興味を示し、デザインの世界に入る。
大阪芸術大学デザイン学科卒業後、タカラスペースデザイン株式会社に入社。現在勤続31年目。
これまでに、関西・中部を中心に、設計デザイナーとして理美容室・歯科医院を500件以上手掛ける。
タカラスペースデザイン株式会社 http://www.takara-s-d.com/
□ 顔剃りやヘッドスパの必要性と気持ち良さを伝える施術がある
□ 時代にあったヘアーデザインやメニューをさりげなくお客様に提案している
□ センスの良い店主がおしゃれのアドバイスをしてくれる・・・
魅力あるサロンのワンシーンを想像してみてください。空間のイメージデザインも一緒に描かれていると思います。サロンを具現化する過程で、空間設計を整える事により高い店舗力を創造できます。レベルの高いポテンシャルを維持できる源を創れば、サロンは進化し、新規客、高い再来店率を継続して確保できると考えています。
繁盛サロンになるため、できる事をしっかりと見極め、サロンの将来に必要な店舗力をどう進化させるか。我々は空間デザインを含め、それぞれのサロンにあった改善計画をご提案します。
対話ができる、地域に密着した気取らないサロン。
店舗デザイン、清潔感、快適性、動線、機能性をしっかり考え、実体の無い接客力や技術、スタッフの魅力を空間デザインに置き換え実体化する事で、繁盛するBarberサロン創りに励んでいます。
粋男塾では、大人メンズを満足させるBarberサロンについて、より詳しく解説し、塾生の皆さんと一緒にこれからのBarberサロンの在り方を考えていきたいと思います。
現状のサロンを変えていきたいと本気でお悩みの方、独立し大人メンズのためのサロンを創りたいとお考えの方、ぜひ粋男塾にご参加ください。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
