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齋藤仁孝さん/ヘアショップ仁孝代表

独立に関して、問題だった資金面が運命的な出会いでクリアできた。オープン以来、順風満帆で集客も確保できた。しかし、重度の過労から年末にダウン。それを乗り越え、現在はトータルビューティサロンとして、『人に優しい』をコンセプトに展開する。

ライター 前田正明 | カメラ 更科智子 | 配信日 2007.10.4

オープン以来の過労で年末にダウン

場所以外に独立で苦労したのは、やはり資金面でした。ところが、不動産会社が私を気に入ってくれて、融資をしてくれる業者を紹介してくれたんです。当時、その物件を買うのに2600万円くらい必要で、手に入れることができたのはその不動産会社との出会いがあったからですね。オープンしてからは、ありがたいことにお客様が大勢来てくださいました。したがってオープン当時は、集客で悩んだことはなかったんです。ただし、7月のオープンからずっと仕事をしていたので、その年の年末に休んでお正月に起きると、口が開かなくなっていたんです。それは、腕の使いすぎによる過労でした。それくらい働きましたね。技術に関しては、お客様に「あのサロンに行けば、なんでもしてくれるよ」というイメージを持っていただけるよう、いろんなご要望にお応えできる努力をしています。

スタッフ教育はマンツーマンで共に学んだ

勤めていた時代に苦労したスタッフ教育に関しては、仁孝では独自のスタッフ教育を作り、オープン当初はそんなに人数が多くなかったので、一緒に学ぼうという感じでスタートしました。だから、マンツーマンで集中して指導できたので、それほど苦労はなかったです。徐々に人数が増えていったので、一気に大勢を教えるという大変さはなかったですね。だからスタッフたちも、思い入れを持ってサロンワークに励んでくれています。現在の客層は、女性が30%強で男性が60%強。年代は30歳代を中心に幅広いですね。また、平日の昼間は女性客が、そして平日の夜と土日は男性客でいっぱいになります。そういう意味では、効率よく営業できています。

シャンプーとシェービングの概念を変えたい

当時から、ユニセックスサロンの先駆けとして展開し、現在はトータルビューティサロンとして『人に優しい』をコンセプトにして、バリアフリーに改装もしました。また、本当におしゃれをしたい人をターゲットにしながら、誰でも入りやすいお店づくりを基本にしています。また、改装にあたっては東京のいろんな店舗を参考にして、デザイナーさんと一緒に相談しながらゆとりのある空間を求めました。特にこだわりはシャンプーで、リアシャンプーを導入して技術も徹底的にマスターしました。私はシャンプーとシェービングの概念を変えたいんですよ。ただ、ヒゲを剃るのではなく、肌の手入れをするためにヒゲを剃るという発想ですね。しかも、ミストを当てながらシェービングをしていますから、気持ちいいと大変好評です。これからも、地域に密着して、お客様が入りたいお店、またスタッフが働きやすいお店づくりを続けていきます。

山形県出身。中野養成理容美容学校(現・窪田理容美容専門学校)卒業後にEXCELに入社。向原一義氏のもとで修行を積む。EXCEL在籍中に、神奈川県理容競技大会2年連続チャンピオン、関東甲信越理容競技大会2年連続準チャンピオンを獲得。 1975年には第27回全国理容競技大会チャンピオンに輝く。1979年にEXCELを退社し、翌年にカットサロン仁孝を神奈川県海老名市にオープン。1988年に2号店を出店。2005年に2店舗を統合しヘアショップ仁孝としてリニューアルオープンする。

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