古城 隆さん(DADA CuBiC)

本物志向の大切さを伝え、みんなで美容師の価値を上げていきたい

卓越したデザインセンスと技術力で多くのお客様や美容師を魅了している『DADA CuBiC』クリエイティブ ディレクターの古城 隆さん。デザインへのこだわりやコンテストに対しての考え方、若い美容師さんへのメッセージ、美容業界への想いなど、言葉の1つひとつから古城さんの揺るぎない信念を感じたインタビューをお届けします。

ライター 森永 泰恵 | カメラ 山﨑 美津留 | 配信日 2023.2.20

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「質」を大切にし、「エネルギー」を全力で注ぐことが大事

デザインをする上で大切にしていることは何ですか。

古城 隆さん

僕はサロンワークでもクリエイションでも、「質」を大切にしています。美容師は常に人に対してデザインをするのですが、そこには常に「自分との戦い」が存在しています。

サロンワークでは限られた時間の中でどこまで「質」を高められるか、クリエイションでは自分を表現する上でどこまで「質」を磨き続けられるかという戦いがあり、「質」とは人の気持ちを動かすものだと思っています。

僕は「エネルギー」という言葉をよく使うのですが、たとえばクリエイションにチャレンジするからいつも以上にエネルギーを注ぐということではなく、クリエイションもサロンワークも、そこに注ぐエネルギーに変わりはありません。


クリエイションというと、奇抜なことをやるぞと構えてしまう人が多いかもしれませんが、クリエイションは自己表現なのでスタートもゴールも自由。

ただ、何を大事に考えてクリエイションするのかを自分の中で「核」として持っていることが何より大切だと思います。

僕もクリエイションを始めた当初は、奇をてらった奇抜なものがクリエイション、というイメージを持っていた時期がありましたが、続ければ続けるほどサロンワークとクリエイションは自然につながっているものだと感じるようになりました。

ビジュアルは見ず、「言葉」をヒントに着想

何からインスピレーションを受けてデザインを考えていますか。

古城 隆さん

色々な方の話から聞こえてくる言葉からエネルギーをもらい、デザインのヒントにすることが多いです。

ファッションデザイナーの方の言葉であったり、普段、お客様と話をしている時に聞く言葉であったり。

みなさん僕とは全然違う職業なのですが、本物と呼ばれるような一流の仕事をされている方と話をしていると、大切にしている価値観が同じであることをつくづく感じます。

うまく伝えるのが難しいですが、デザインの発想の源のようなものを周りの方の言葉から感じ取ることが多いですね。

なので、写真集などのビジュアルはあまり見ないのですが、最初からそうだったわけではありません。

美容師として色々なものを見て段階を経た結果、だんだんそうなりました。


カッコいいものをつくれる美容師さんはたくさんいらっしゃると思いますが、そこからさらにもう1段、上に行けるかどうかが勝負です。

1人のデザイナー、クリエイターとしてステップアップし、他の人とは違う存在感を出すためには、自分を客観視する力と察知する力、この2つが鍵になってきます。

何回練習してもなかなかうまくならない、バランス感覚が良くならないということもあると思いますが、それは自分を客観視できていないために重要なポイントに気づけていないことが原因だったりします。

自分を助けてくれる基礎をしっかり身につけることが大事

古城さんはなぜ、カッターの道に進んだのですか。

古城 隆さんの作品

当時『DADA CuBiC』ではカッターとカラーリスト、どちらかを自分の希望で選べる状況にあったことと、僕はやはりカットが好きだったので、カッターの道に進みました。

子どもの頃から手で何かをつくることが好きでしたし、ハサミという道具を持って自分の手の感覚で形をつくるというアナログさが好きなんでしょうね。

最近はカット同様、手で何かをつくるという意味で陶芸にチャレンジしてみたい気持ちが湧いています。山にこもって基礎からやってみたいです。


デザインを作り上げていくにあたり、とにかく基礎が大事だと考えています。

基礎が自分を助けてくれるのではないでしょうか。今は基礎を身につけるための時間や工程を省略してデビューを早める傾向にあります。

デビューまでに時間をかけすぎるとモチベーションが保てずスタッフ教育が難しくなるため、教育カリキュラムを合理化せざるを得ない時代が来ていますが、本物志向の美容師を育てようとするならば、いずれ教育の大切さに立ち返る時が来ると思うんです。

基礎というと地道でなかなか前に進めず、退屈なイメージを持たれやすいですが、長い目で見た時、基礎をしっかり身につけていれば自由にデザインできるようになるので、基礎は本当に大事です。

色味や女性像など様々な角度からデザインイメージを共有

カッターとカラーリストの連携はどのようにしていますか。

古城 隆さん

そもそもカッターとカラーリストは同じ美容師といっても視点は違います。

使う脳が違いますし、髪の見方も違うと思うんです。カラーリストとペアになって1人のお客様をきれいにしていくのですが、ペアを組むカラーリストは何名かおり、誰と担当するかはお客様によって異なります。

どのカラーリストとも長い付き合いなので互いに信頼し合う関係性ができており、よい連携が取れています。
共に創り上げていくクリエイションも大きなきっかけです。

イメージを相談したりする中で、イメージを共有し合えるようになったのだと思います。


セッションする上では、たとえば同じ赤でも色々な赤があるので、「どんな赤なのか」という具体的な色味を共有することがとても大事ですし、形や色に限らず女性像や雰囲気などのイメージを共有することもとても大事です。

髪型に縛られず、デザインを色々な角度から共有することが日々行われています。


今はうちのサロンでも、カットもカラーも両方1人でやっているスタイリストもいます。

1人で売上を上げられるようになったほうが本人にとっていい場合もありますし、お客様のニーズや時代の移り変わりに応えるため、システムを少しずつ変化させています。

自分をアップデートさせ、人間性を成長させてくれるのがコンテスト

コンテストに対してのお考えを教えてください。

古城 隆さん

僕はデビューして1カ月くらいの頃に、植村から勧められて「三都杯」(主催/株式会社ガモウ関西)というコンテストに出場しました。

初めてコンテストに出場していきなりグランプリを受賞したのですが、デビューしたての僕に無謀な勢いがあったとはいえ、今思えばカットのクオリティもまだまだで、あれは本当に運が良かったのだと思っています。

それ以来『DADA CuBiC』では「デビューしたら三都杯にチャレンジしよう」という流れができていたのですが、最近はなかなかできていない部分もありますね。

今はその「三都杯」で審査員をさせていただいており、その他、様々なコンテストで審査をさせていただく機会があるのですが、決して上から見るという感覚ではなく、一緒にがんばりましょうという気持ちで臨んでいます。


美容業界は多様化が進み、美容師人生の選択肢が広がりました。どの道を進むかは自由ですが、僕は美容業界からクリエイティブと教育、この2つがなくなってしまったら未来がない、発展が難しいのではないかと思っています。

僕もそうでしたが、若い時は根拠のない自信や勢いがあるのでそれで突き進み、自分で自分のモチベーションを上げていくことが大切ですが、長く活躍していくためには常に自分をアップデートし続けなければなりません。

その1つがコンテストにチャレンジすることだと思うんです。コンテストで負けるってすごく悔しいですよね。チャレンジしなければそんな感情にもなりませんから楽です。

でも、コンテストにチャレンジして自分と向き合うことで、人間的に成長できるのではないでしょうか。

主催者はもちろん、審査をさせていただく僕たちもコンテストの意義や本質を伝える努力をしなければいけないと思いますし、みんなで美容業界を盛り上げることができたらいいなと思います。

自分の心も、見てくれる方の心も揺さぶる作品をつくりたいと思った

JHA大賞部門グランプリを2度受賞されるなど様々な賞に輝き、多くの美容師が憧れる美容道を歩んでおられますが、ご自身ではそれをどう捉えていますか。

古城 隆さん

大変すばらしい賞をいただいて光栄なのですが、僕は他人から何ごともさらっとやっているように見られる傾向にありますね、、、。

セミナーや雑誌での作品撮りなどにおいても全部「さらっとやっている」ように見られてしまうんですよね。とにかく粘り強く、納得いくまでしつこいんです。

わざわざあえて「苦労しています」という感じを出さなくてもいいと思いますが、自分なりに人一倍、努力はしているという自負はあります。


いい作品というのは表面的にカッコいいだけでなく、見る人の心を動かすもの。

作り手の生き様を感じるような、そんな感情を呼び覚ますものなのだと気づきました。

ちょっと大げさかもしれませんが、この時代に生きた自分の証を残したいとか、見ていただく方の心が少しでも豊かになるとか、そういうことが僕のクリエイションの根幹にあります。

賞を狙いに行くことも大事ですが、僕自身はそういうことより、見ていただく方の心も自分の心も揺さぶるような作品をつくりたいと考えて挑んだ結果だと思っています。

周囲の評価は気にしない。一方で全体を見る力も重要

コンテストで思うような結果が出ない方にアドバイスをお願いします。

古城 隆さん

先ほどもお話しましたが、「あと1段」上がれるかどうかが重要なのではないでしょうか。

結果が出ずにもがき苦しむこともあると思いますが、ひたすら己と向き合い、ただただ自分と戦うことが大事です。

僕はクリエイションに関しては「絵づくり」というより純粋にヘアデザインでずっと勝負し続けていて、ある時、それこそが自分の「核」なんだということに気づいたんです。

そこからは周りの評価を気にすることなく、自分がいいと思うものを追求してきました。

それは結構、勇気がいることですが、自分のクオリティを信じられるようになることが大切なんです。


とはいえ柔軟さも必要です。1人で戦っていると視野が狭くなり、客観視できなくなります。そんな時、僕はスタッフに「これ、どう思う?」と聞くこともあります。

自分の中に答えはあるのですが、人からはどう見えているのか一応、聞いてみたいなと。

作品に気持ちを入れ込むことももちろん大事ですが、一歩引いて見る力を持つことも大事で、それはサロンワークでも同じです。

サロンワークはお客様と近い距離感で仕事をしますから、ちょっと離れた目線で見ることも忘れないようにしています。

近くから見たり遠くから見たりしながら全体を見ることを心がけるというのは、デザインのみならず仕事全般に対して言えることなのかもしれませんね。

裏テーマは「スタッフを1つの方向性に向けること」

2022年11月に開催されたTWBCでヘアショーに出演されました。どんなことを感じられましたか。

古城 隆さんステージの様子

出演させていただく機会を頂戴し、本当にありがたい経験をさせていただきました。

会場自体がすごく活気がありましたし、来場された方々にとっても美容師の熱い想いを肌で感じられる素晴らしい空間だったのではないかと思います。


最高のヘアショーをお見せするのはもちろんですが、僕は今回、「スタッフを1つの方向性に向ける」という裏テーマを掲げて挑みました。

コロナ禍もあってスタッフのマインドがしだいに「個」に傾き、辞めた人もいましたから、今回のヘアショーは希薄になりがちだった人と人とのつながりを改めて構築し直す貴重な機会と捉え、全員で1つのことに向かって突き進む空気をつくることに注力しました。

みんなで1つのことに向かって何かをやるということ自体が少なくなっていますから、終わった時の心地よい達成感を若いスタッフにも味わってほしいと思ったんです。


また、今いる環境を大事にしてほしいという思いもありました。

僕が若い時、まだヘアショーには出させてもらえず見る側だった頃、『DADA CuBiC』のロゴがステージのスクリーンに出たのを見ただけで、自分は何もできなくてもすごく誇らしく、すごくいい環境にいることを実感しました。それを新しいスタッフにも感じてほしいと思いました。

ヘアデザインで勝負していることをいちばん伝えたかった

では「表」のテーマはどんなことでしたか。

古城 隆さんの作品

『DADA CuBiC』はヘアデザインで勝負しています、ヘアデザインをいちばん大切にしています、という想いを伝えることが「表」のテーマでした。

ヘアに目が行くようあえて余計なものは全部削ぎ落とし、ファッションにも女性像を感じさせる要素を入れずに、究極にシンプルな形でヘアデザインを見せたいと思いました。


ヘアショーには流行りがあり、最近はだんだん個性が感じづらくなってきたように思います。

音や光、映像などを駆使してステージを盛り上げる演出が流行った時期もあり、それはそれで華やかで素晴らしいのですが、僕たちは今回、もっとヘアデザインそのものにフォーカスしたステージをつくりたいと思ったんです。

最初、華やかなシーンから始まり、とにかくミニマムに削ぎ落としていって、最後に残るのはアバンギャルドなヘアデザイン、という構成にしました。


戦争や物価上昇など、世の中が不安定になると安心感やうけがいいものが好まれるように思えます。

僕はそんな先の見えない時代だからこそ、いつかまた戻ってくるであろうアバンギャルドなヘアデザインを今こそ表現することが必要だとも感じていました。

これがもう1つの「表」のテーマです。

コロナ禍で様々な活動が制限され、思うように進化したり発展したりできない日々が続きましたが、僕たちのヘアショーを見たことによって美容師さんたちの心を動かすことができていたらいいなと思います。

成果を急ぐな。毎日の積み重ねが将来の自分をつくる

若い美容師さんへアドバイスをお願いします。

古城 隆さん

美容師という仕事はコロナ禍でも比較的影響を受けにくい業種でしたし、なにより人の心を豊かにできる仕事だと思っています。

思いやりややさしさを大切にしつつ、ときには強い心を持って、自分が選んだ仕事にエネルギーを注ぎ込むことが大切です。それによって10年後、20年後の自分のあり方が変わってくると思います。


毎日の積み重ねが将来の美容師像をつくっていくわけですから、成果を急いではいけません。

アシスタントの頃はちょっとした差が大きな差のように感じやすいものです。

たとえば他サロンにいる同学年の子はもうカラーを塗っている、と聞くと自分の状況と比較してとても遅れているように感じたりします。

でも、自分が今いる環境を大切にし、自分を信じてコツコツとがんばっていけば、スタイリストになってから自分より前にいたはずの同学年の子を追い越すこともできます。


人と比べる時期も大事だと思いますが、それよりも自分が今やっていることに対して自信が持てるようになることのほうがもっと大事です。

焦らず、着実に本物の美容師を目指して前進してほしいです。

もっとヘアをデザインすることにエネルギーを注ぐことが必要

美容業界はどうあるべきだとお考えですか。

古城 隆さん

美容業界の多様化、二極化が進む中でお互いを認め合い、理解し合うことはとても難しいですが、僕はやはり本物志向の業界を目指したいです。

本物を目指すことの大切さを僕はアカデミー(「D.D.A.」。DADA DESIGN ACADEMY)でも伝えたいですし、色々なセミナーでもそういう話をさせていただいています。美容業界はやはり「人」が財産ですから、教育が本当に大切です。

美容師という仕事の価値、そして、デザインの価値を高めていきたいですね。


TWBCのヘアショーもそうですが、クリエイションにおいても僕はいつもヘアデザインで徹底的に勝負するということを貫いています。

撮影においては、カメラマンさんやファッションスタイリストさんなど各分野のプロフェッショナルの方たちと共に作品をつくりあげることは大切なことですが、そこに頼りすぎてしまうのは違うのかなと。

そういう方たちと同じくらいしっかりとした仕事ができる美容師としての存在感が重要で、美容師が「ヘアをデザインする」という仕事に対してもっともっとエネルギーを注ぐことが、美容業界の価値を上げるために必要なことなのではないでしょうか。

ファッションデザイナーが服をデザインし、人をつくり、時代の空気感をつくるように、美容師もデザインすることの本質を大切にして、そうありたいですね。

古城 隆さん

古城 隆さん

1980年、大分県出身。大村美容専門学校(現・大村美容ファッション専門学校)卒業。地元のサロン1店舗を経て2000年、『DADA CuBiC』に入社。2005年より「D.D.A.」(DADA DESIGN ACADENY)の講師に就任。2019年、2021年JHA大賞部門グランプリ受賞。


https://www.instagram.com/takashikojo/

LIPPS hair

DADA CuBiC

1997年、東京・原宿で創業。カット、カラーのスペシャリストが在籍し、高い技術力とセンスで多くのお客様から支持を集める人気サロン。
2003年、「D.D.A」が開校教育にも力を入れ、業界の発展に寄与している。


https://www.dadacubic.co.jp/

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