TBMG - この人から学ぶ成功の秘訣! by タカラベルモント

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プレイヤーとプロデューサー、両面でがんばりたい

40代に突入した内田さん。40代でやってみたいことは何ですか?

プレイヤーとして輝きたいというのはすごくありますね。
一般的に40代はプレイヤーとしてのセンスや感度、バイタリティがピークアウトしてくる時期で、20代や30代の頃よりバリバリできるという自信もなくなってきます。でもそこに抗い、一線でプレイヤーとしてつくったものが若い子の心に刺さるような感度でやりたいと思っています。
一方、スタッフも増えてきて、スタッフがどういう風に自分をしのぐような個性や技術、センスを身に付けてくれるのかが楽しみです。「今回は内田さんじゃなくて○○さんで」というように仕事が取ってこられるようなスタッフを育て、プロデューサーとしての側面も伸ばしていきたいです。
それは自分が今までやってきたことよりもずっと難しいということを、この2〜3年ですごく感じています。自分がやったほうが早いけれど、その子のスイッチが入るまでじっと待つのは、想像しているより苦しかったです。その分、スイッチが入ってくれた時や結果につながった時は、自分のことよりもうれしいというのは本当なんだと思いました。
40代も引き続き、スタッフを育てることに注力していきたいと思っています。
僕自身のことで言えば、これからも副業や作品撮り、商品開発など色々やっていきたいです。
いまだに僕がいちばん休んでないですから(笑)。
50歳を過ぎるまではこのペースでがんばりたいと思っています。


みんなを引っ張り、スタッフが育ったら店をつくる

店舗展開についてはどうお考えですか?

スタッフは2022年の4月で32人になります。
3月にもう1店舗オープンしますので、4店舗になります。多店舗展開したいという考えはそもそも無いのですが、器が水で満たされたら次の器に水を入れるというように、正直に人を育て続け、人が離職しなければ、店舗を増やすしかないですよね。育ってきたスタッフのためにステージをつくるという感覚です。
この4年はその流れで出店してきたという自負はあります。
僕や浦さん(浦さやかさん)のことが好きで入社してくれるスタッフがほぼ100%なので、それに対して僕らも裏切らずにやっていけばお店に対する不信感もなく、未来をしっかり見据えられると思います。僕らが強いリーダーシップでみんなを引っ張り、その背中を見ながらついてきてほしいです。
おかげさまで今はまだ離職する人も少ないんですよ。
僕らのようなニッチなゾーンで戦っているサロンは王道なブランディングではないと思っています。
エッジの効いた、少数の人の感性を揺さぶるようなデザイン性やそれに付随するブランディングが、どこまでビジネスとして通用するのかというのは僕にとって大きな挑戦です。尖がれば尖がるほど少数精鋭で、お店として大きく展開していくのは難しいとされていた部分があると思いますので、こういうデザインサロンでもしっかり会社として成立していくんだ、これだけ人数を抱えられるんだというのは、業界に提示していきたいです。


大きいくくりで同じ方向性を向いていればOK

デザインサロンを打ち出す難しさを感じることはないですか?

そもそも『LECO』という集団として1つのイメージで定着していこうというつもりはありません。ずっと一緒に過ごしていれば自ずと同じ属性を持つと思うんです。
自分では違うと思っても俯瞰で見たら同じゾーンにいますから、そこに関して僕が「『LECO』らしくしてほしい」というようなことを言う必要もないと思っています。
好きなことをやっていても、周りからは「『LECO』っぽいよね」という風に言われるはずです。あまりそこは統制する必要がないと思っています。
これからは、小さい独立国のようなチームや集落が集まって1つの国家(サロン)をつくるというのがスタンダードになる気がしています。僕が最前線を走っている限りは僕に憧れて入ってくるスタッフが多いので、いわずもがな『LECO』っぽい人たちが自然と集まってきます。
多少、方向性は違っても、大きいくくりとしては同じ方向性を向いていればOKなのです。
僕自身もこれからピークアウトしつつある中で、自分がトレンドを牽引できなくなった場合、僕が思っているカッコいいとか素敵だと思っているものをスタッフがいい意味で思い切り覆してくれたほうが逆に新しい価値が生まれ、お店をもっと盛り上げられると思うんです。
それは僕にとってはウェルカムなこと。
スタッフに大いに期待しています。


内田聡一郎(ウチダソウイチロウ)

1979年、神奈川県出身。国際文化理容美容専門学校卒業。横浜市内のサロンを経て『VeLO』のオープニングに参加。2009年より『VeLO』の姉妹店『vetica』のクリエイティブディレクターに就任。2018年3月、『LECO』を設立。サロンワークの他、雑誌撮影、クリエイティブ活動、セミナー講師、商品開発など多方面で活躍中。

LECO

流行に敏感な若い世代を中心に多くの顧客を抱える。エッジの効いたデザインで新しい自分が見つかる場所。2020年4月には浦さやか氏と共に『QUQU』を設立。2021年3月、『LECO oben』を、2022年3月、『LECO odd』を設立。

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