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佐藤真由子・森腰菜々絵さん/Capullo .Co

アメリカから帰国後、当初の夢だったサロンの開業に向けて計画を立てた。しかし、技術者である自分に対して経営面で一抹の不安を抱く。そんな時に、友人である森腰さんに相談する。佐藤さんの夢に共感した森腰さんは自ら美容室の経営に参加する。そしてマネージメント面でのスキルを発揮して新しいコンセプトサロンをスタートさせた。

ライター 前田正明 | カメラ 好川桃子 | 配信日 2014.10.2

広告代理店勤務の友人と共同経営でサロンをオープン

佐藤/最初にオープンするお店は絶対に失敗してはいけないと思い、みなさんが集まってくれる立地条件を考えました。そこで、説明しやすくて誰もが知っている市役所の近くを選んだんです。 実は桑名で実績を上げて資金面と集客面を確保するために、帰国後に2年間だけ桑名のサロンにオープニングスタッフとして入社し店長を務めました。オーナーに2年後を目安に独立したいという意思を伝えたところ、全く問題無いと快く受け入れていただきました。そこでサロンの立ち上げから集客に関する苦労を経験しました。 そして森腰と開業のタイミングを相談しながら決め、共同経営という形でサロンをオープンしました。森腰/私はリクルートに勤務した後に総合広告代理店に勤めていました。佐藤とは友人を介しての知り合いでした。最初は開業の相談だけだったんですが、私はリクルート時代から「トータルビューティサロン」を経営するのが夢だったので、徐々に彼女の考えに共感するようになり意気投合しました。美容師って素晴らしい職業だけど私にはできない。 ならば、マネージメントで協力できないかなと思ったんです。私は大阪に住んでいたので当初は往来しながら準備を進めました。サロンを共同経営するのは私自身の賭けでもありました。広告代理店では安定した収入がありましたから。でも、私は絶対に成功すると思っていました。理由は、佐藤の技術や人間力の高さはもちろんですが、ここは他にないコンセプトのサロンだからです。

リサーチをして情報誌による高い効果を利用した集客作戦

佐藤/最初は私の両親も森腰さんを巻き込むなって反対したんです。でも、2人で話していると、できない不安よりもやれる方法を導くといったポジティブな発想ばかり出てきて、それが私にとって心強かったですね。森腰/私は大阪にいる時から桑名のリサーチをしていて、情報誌とホットペッパービューティによる集客が高いというデータをつかんでいました。だから、地元の情報誌とホットペッパービューティをフル活用。決して安売りするのではなく、佐藤の顔を露出させ、尚且つ売りたい軸となるメニューを少しだけ安い価格で出しました。顔が載ることで安心感が生まれますし、一押しのメニューをまずは体験してもらうことで良さを理解していただき、次回に繋げる作戦です。 また佐藤が獲得していたお客様の目処が立っていたので、オープン当初は大勢のお客様であふれると予想していました。結果的に12月の開業から翌年の3月まで予約でいっぱいでした。桑名という場所は名古屋のベッドタウンでもありいいお客様がいる場所なんです。そんな方をターゲットに、価格競争に巻き込まれない経営ができると感じていました。佐藤/カプロは半個室で仕切りを作り、お客様が安心してくつろげる空間にしています。お客様同士が見えることなく、また、お店のバタバタとした忙しさもお客様には見えません。スペースを贅沢にレイアウトしており、一見効率が悪そうですが、この創りこそが高単価を生む仕掛けなんです。半個室だからこそ、まつ毛エクステやクイックネイルも周りを気にせずオーダーする事ができ、これらのメニューが単価アップに繋がっていきます。そしてお客様に満足していただければ必ず次に繋がるんですよ。 だからお店も大きな箱は作りません。パンクしても拡張移転ではなく同じ規模の小さなサロンをもう一つ目の前に出店しました。カプロは、お客様がくつろげる、癒されるためのあらゆる工夫を惜しみなく行っています。

今後はママ世代に特化したママサロンの展開を考えたい

森腰/私は美容業界の人間ではないので、違った視点で捉えています。私自身がされて嫌だと思うことは排除して、自分たちがされて嬉しいことは可能な限り取り入れています。例えば感動するドリンクサービス。うちの店には気付けば約30種類もドリンクがあります。カフェでくつろいでいただくように、カプロでリラックスしていただきたいと思っています。会話も1つの特徴です。 カプロではお客様に非日常を感じてもらえるよう、職業や家族構成などプライベートな質問は一切しません。ずっと通ってくださっている仲の良いお客様でも、普段何をしているのか知らない方がたくさんいます。また、有難いことにお店は毎日忙しいですが、お客様を3分以上お待たせすることのないよう、私が徹底して時間管理を行っています。 その他にも、カプロならではの工夫がたくさんあります。興味のある方は是非一度お越しください(笑)。このように、「負の美容室あるある」を徹底して無くし、心地よさを追求したのがカプロなんです。桑名は実はサロンの激戦区ですが、売上げはオープンからずっと右肩上がりなんですよ。 お客様のためにしていることは、実はスタッフにとってもいいことなんです。それがいい仕事につながっています。まつ毛エクステやスパなど新しいメニュー展開もスタッフの強い希望でメニュー化し、みんな努力して頑張ってくれているので、売り上げがかなりアップしています。 カプロをオープンして1年後に支店のCapullo.Hanareをオープンしました。そしてついに、来年春〜夏頃に、カプロの3階に念願のトータルビューティサロンをオープンすることが決まりました!スパ・アイラッシュ・リラクゼーション(ボディ)・ネイルなどのメニューを考えており、全身を美しくケアできるサロンになる予定です。 有難いことに、多くのお客様からたくさんのご要望をいただき、実現できることになりました!確かな技術を身に付けた専任のスタッフを置く予定ですが、そのスタッフたちのモチベーションアップや責任感を養う役目も担ってくれればと期待しています。更に、まだまだ構想段階ですが、ママ世代に特化したサロン展開なんかも面白いですね。 スタイリストもリタイアした同世代の方を採用するなどいろんな意味でのコンセプトサロンをつくってみたいです。最後にこの業界を担っていく若い人たちに対して、つらい練習を重ねたり手が荒れたりと大変な職業だと思いますが、私はこんなに素晴らしい仕事は他にないと思います。 2〜3時間お客様と正面から向き合うなんて、究極の接客業ですよね。お客様が笑顔になって帰られるなんてすごいですよ。自分が本気で頑張れば必ず結果となって返ってくるので、夢を持って頑張ってください。途中で辞めるなんてもったいないですよ。国家資格なんてそう簡単に取得できませんから。

佐藤真由子 Capullo .Co主宰。三重県出身。旭美容学校(通信課程)卒業。地元のしず美容室に2年間勤務し、その後に名古屋・栄のAXISに入社。7年間勤めた後にNYのサロンで短期間のサロンワークを経験し帰国後に独立。2012年12月3日にCapullo .Coをプレオープンし12月9日にグランドオープン。 2013年10月9日に株式会社sette felicitaを設立し、同年12月9日にCapullo.Hanareをオープン。技術・空間作り・おもてなしなどで従来の美容室の常識を覆すサロン経営を目指している。

森腰菜々絵 株式会社sette felicita代表取締役社長。株式会社リクルートホールディングスを経て総合広告代理店に勤務。退職後、Capullo .Coの設立に参加。現在、マーケティングプロデューサーとして同サロンの経営面に携わっている。

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