06.12.14更新
anti代表
小松利幸さん・中編
美容師は自らのハードルを下げないで志を強く持つことが大切
私が独立したのは、美容師になって12年目でした。
ただし一般論として、技術ができるから独立だなという考え方は、私の中ではやっとスタートラインに立てたという感覚なんですね。
だから、その段階で独立するのは危険だと思います。
もっと豊かな美容業界にするためには、もっと円熟してから独立する方がいいと思います。
それは、スタイリストになるまでの期間をもっと長くするという意味ではないんです。
例えば、カットコンテストに出場して入賞した人が、来年も再来年も出場を続ければ、すごくレベルアップする訳ですよ。
それが、入賞すれば来年は後輩を出すというのが多いですよね。
そうではなく、ハードルを下げないで志を強く持つことが大切で、そこで何をすべきかを見つけることが独立につながると思います。
私は、その志を持つことに対して卒業だなと感じたので独立を決心しました。
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CONTENTS
小松利幸さん・中編
1| 美容師は自らのハード…
2| 1ヶ月に30誌もの撮…
3| 人を育てることの難し…
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12月21日(木)配信予定 Vol.9
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