06.11.16更新
apish代表
坂巻哲也さん・中編
恩師・須賀勇介さんからの言葉…そしてニューヨークへ
退院後に出勤してカットはしましたが、、それはほとんどリハビリのような感覚でした。
自分にとって、朝起きて息をしている、生きているということだけで幸せだったのです。
だから、お金も何もいらない…そんな5年間を過ごしました。
検査に行った時、先生から『ハードルを超えたから、少しは本気で生きてみたら』と言われ、それからの5年間は2倍頑張って10年後に元の位置に戻そうと決めました。
実は私が入院する前、須賀先生から『あなたの場合は摘出すれば治るから、頑張りなさい』との言葉をいただいていたんです。
ところが、闘病中に先生が大きな病気で亡くなられました。
先生は自分が同じような病気であるにもかかわらず、私を励ましてくれて…。
それで、これからは先生の分まで、この美容業界で頑張ろうと決め、しばらくニューヨークに行きました。
それは、先生が活躍された地で、今度は私が美容の勉強をしようと思ったからです。

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CONTENTS
坂巻哲也さん・中編
1| 『僕は、生かされた』…
2| 恩師・須賀勇介さんか…
3| 夢という同じ志をもつ…
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11月23日(木)配信予定 Vol.5
坂巻哲也さん/apish代表


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