16.10.13更新
THE BARBER
ヒロ・マツダ
専門学校時代のボランティアカットと高級サロンの勤務で自信を得た
-- 理容師になったきっかけを教えていただけますか?

父が福井県で理容業を営んでいたので、長男である私はこの道に進むしかないだろうと、理容師になることを決めました。
ところが、東京に出て専門学校に通っていた頃、父が体調を崩してリタイアすることになったんです。
私は家業を継がないならこの学校にいる理由もない、それなら好きな事をやろうと、学校を中退してカメラマンになりました。
自分が継がなければ、という意識で理容の道を選びましたが、理容師に憧れを抱いてなりたいと思ったわけではなかったんです。
カメラマンは5年くらい務めましたが、重労働で過酷なんですよね。
その後、体調を崩して静養している時に、父が復帰して理容業を再開したんです。
その時、父の説得で再び専門学校に通うことになりました。
専門学校生時代は、早く実践力を身に付けたかったので、老人ホームでボランティアカットをさせていただきました。
土日や夏休みなどの長期休暇には毎日通い、そのお陰でカット技術を習得できました。
インターンの頃は父の店で働き、その後は東京の八重洲の理容室に就職しました。
そのサロンは1960年代の当時、東京で最も料金が高いサロンとして有名でした。
高料金サロンは技術的にもレベルが高いと思い、また自分の技術が通用するかを試したくて入社しました。
そのサロンでの勤務は2年間だけでしたが、周辺企業の役員クラスのお客様に支えていただきいろんなことを学ばせていただきました。

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ヒロ・マツダ
1| 専門学校時代のボラン…
2| 稼げる理容師になり自…
3| 2世代経営による意見…
4| 海外アカデミーでの経…
5| スタッフはウサギとカ…
6| ヴィダルサスーンやト…
7| 理容の原点に立ち返っ…
8| お客様が不快に感じる…
9| お客様の志向と求める…
10| 人と人とのお付き合い…
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