TBMG - この人から学ぶ成功の秘訣! by タカラベルモント

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スイート&エンジェルシフトで、安心して働ける環境を

「子育てサポート企業」に認定されていますが、どのような取り組みですか?

地方の美容室は人材確保と定着が大きな課題です。とりわけスタッフの子育て支援や仕事と家庭の両立支援が必須な時代に突入しました。そのため、結婚や出産を機に退職を余儀なくされるのではなく、貴重な人材が働き続けられるよう、厚生労働省に事業計画書を提出して「くるみん」(子育て支援に積極的に取り組む企業などへの認定マークの愛称のこと)を取得しました。CHITOSEでは、結婚すると『スイートシフト』に変わり、正社員雇用のまま18時退社になります。子どもができると『エンジェルシフト』となり、同じく正社員雇用で17時退社になります。給料は変わりません。もちろん産休・育休もありますが、たとえば日曜日の休みを増やすなど、子どもができても安心して働けるサポートをしています。実際にこの制度を活用して頑張っているママ美容師もいます。2020年の春には完全週休2日制を導入し、年間休日を増やす予定です。

美容を本気で楽しむクリエイターを育てる

今後の目標を教えてください。

自分個人というよりスタッフに対しての思いが強いですね。スタッフ1人ひとりがクリエイターとなり、美容を楽しんでほしいと思っています。美容を楽しむためにクリエーションは欠かせません。押し付けるつもりはありませんが、可能な限り僕の在り方を伝えていきたいと思っています。そのために自分も率先垂範してもっと高みを目指していきます。そうすることで自然と僕に憧れの気持ちを持ってくれると思っています。中にはスタイリストデビューがゴールで、昇格した途端に勉強しなくなる人もいますが、スタイリストになったからこそ、今までよりも勉強に励みなさいと伝えています。技術や知識で足りない部分があれば僕が直接指導したり、クリエイティブ活動で時間を共有する中で気づかせるようにしています。

美容師という職業や今いるサロンに誇りを持つ

最後に、若い世代へのメッセージをお願いします。

色々なことが手軽でカジュアルになった今の時代だからこそ、師弟関係は大事だと思っています。僕は美容業界に入った瞬間から母のことを先生と呼んでいますが、師匠と呼んでいるのは最初に入社したサロンの先生だけです。1年生から教わった先生のことは師匠と呼んで敬ってほしいです。また、美容師という職業や今いるサロンにプライドを持って、美容という仕事を心から楽しんでほしいし、師匠とスタッフはお互いにリスペクトし合うことが大切です。僕はコンテストでスタッフが入賞した時は、周りが引くくらい本気で泣きます。逆に僕が疲れている時はスタッフが気遣って「休んでください。私が代わります。」と言ってくれます。相手を思いやる心がうれしいから余計に頑張れます。奉仕の精神を培う風土・文化にしていくことが大事だと思います。

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山村一志(ヤマムラカズシ)

CHITOSE代表。アートディレクター。

都内1店舗を経て1990年、母が経営する「ビューティサロンちとせ」に入社。2002年に事業継承し「ヘア&メイクサロンCHITOSE」をリニューアルオープン。2013年にアートディレクターとなり、2014年「MAISON de Chitose」オープンを機にCHITOSEの代表に。クリエイティブ活動を37歳(2006年)から始め、2011、2013、2014年JHA(Japan Hairdressing Awards)ノミネート、2013、2014年ABCフォトコンテスト2年連続グランプリなど、受賞歴多数。セミナー講師や雑誌への作品発表など多方面で活躍中。

CHITOSE

1976年、山口県周南市にて創業。2010年に「9MLG,BY CHITOSE」を周南市に、2014年に「MAISON de Chitose」を山口市にオープン。メイク・エステ・ブライダルまで上質な大人のトータルビューティを叶えるサロンとして、幅広い年代から厚い支持を集める。


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