TBMG - この人から学ぶ成功の秘訣! by タカラベルモント

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美容を通して発信することはすべてクリエイティブ

クリエイティブとサロンワークはどうリンクしますか?

作品撮りは今後も続けていきたいと思っていて、サロンワークのひとつになっていくのはもちろん、僕の中では作品撮りも、ヘアショーも、コンテストで賞を獲ることも、サロンワークで瞬発的なデザインを創造することも、すべてがクリエイティブだと思っています。お店の内装を自分でデザインすることもクリエイティブの一環ですし、お店のホームページを作ることもそうです。自分が美容を通して何か発信したこと、誰かに見られるものはすべてクリエイティブ。クリエイティブとサロンワークの垣根はあまりないんです。ヘアショーの準備をする際にできあがるスタッフ同士の絆も、サロンワークにつながっていきます。今でも作品撮りをする際、あれこれ悩むことはありますが、あまり人のものは見ないようにしています。雑誌や映画、写真集、何でもいいのですが、見た時の「あっ!」と思う感覚、ビビッと心に突き刺さる感じ方をインプットして、その感動の大きさを忘れないでいることを大切にしています。自分が作ったものに感動して「あっ!」と感じてもらえるかどうか、自分で自分の作品を客観視することが多いですね。

意味なんて考えずに突き進みたい

頑張り続けるために必要なことは何だと思いますか?

僕は何でもとことん納得するまで追求するタイプなのですが、突きつめすぎて「本当にここまでやる意味があるのかな…」と苦しくなってしまうことがあります。ヘアショーの準備をしている時でも、回数を重ねるほど新しい発想が乏しくなり、自分で自分に飽きてしまうんです。以前、ヘアショーの前にものすごく葛藤し、周りの人が心配するくらい考えすぎて夜も眠れなくなってしまい、「こんな想いをしてまでやるべきなのか。ここまでやる意味は何だろう」と思い悩んだことがあったんです。ちょうどその時、PEEK-A-BOOの川島先生がある業界誌のインタビューで「意味なんて考えない。意味というのは後から人が決めることだ」とおっしゃっていて、それを見て涙が出るくらい感動し、その言葉が僕の支えになりました。今、意味を考えていたら意味なんてできあがらない、自分が意味を決めるのではなく、自分を評価する方たちが意味を決める、美容とはそういう仕事だと思うんです。僕たちはお客様がいないと成り立たないですし、クリエイティブは見てくれる人がいないとできない、という話ともつながると思います。周りの人が自分たちの意味をいつか作ってくれると考えたら、「これは意味のあることなのか…?」と考えることなく突き進めるようになりました。

スタッフが成長することが僕の目標

美容師になり、一番嬉しかったことは何ですか?

昨年JHAの大賞部門でグランプリを獲ったことは震えるくらい嬉しかったのですが、それよりも嬉しかったのは、すごく些細なことですが、今年の成人式でスタッフみんながアイディアを出し合って懸命にがんばってくれたことです。僕は成人式の準備や当日の段取りについて一切関与していなかったのですが、僕以外でミーティングをし、ここはこうしたほうがいいとか、絶対に「おめでとうございます」は言おうとか、色々案を出し合って、ひとり一人が責任を持って取り組んでくれました。最近、着物のスタイルも積極的に打ち出していることもあり、当日は心配になるくらいたくさんの予約があったのですが、トラブルも無く、無事終えることができました。日ごろから努力を積み重ねてきた結果、うまくできたということもひとつのクリエイティブだと思いますし、スタッフが成長することは自分の目標でもあるので、JHAより嬉しかったです。スタッフが成長し、その子たちにどうチャンスを与えていけるかを常に模索し、スタッフにチャンスを与えられるような組織にすること、それが僕の目標です。

美容の可能性を広げ、挑戦してほしい

若い世代の方たちへのメッセージをお願いします。

美容師という仕事は色々な可能性を秘めていて、今後、ますます進化していく仕事だと思っています。ただ髪を切るだけの仕事にするのか、それともそれを超える仕事にするのかは自分次第。髪を切るだけでなくすべてがクリエイティブな仕事なので、どこまでチャレンジするかは自分で決められます。難しいこともたくさんあり、自分の望み通りにならないこともあると思いますが、自分の行動や思いによっては、様々な可能性を秘めている仕事なのではないでしょうか。時代の変化とともにその可能性がますます広がっていくと思うので、若い世代の方たちには色々なことにチャレンジしてほしいと思います。

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神谷 翼(カミタニツバサ)

SCREEN代表。

1984年生まれ。岡山県出身。日本美容専門学校卒業後、PEEK-A-BOOで勤務。2014年2月、神戸でSCREENをオープン。2015年4月に2店舗目となるSISTER.BY SCREENをオープン。2016年2月にSCREENを1、2階に拡張。サロンワークを中心に雑誌の撮影、ヘアショー、国内外でのセミナーなど幅広く活躍中。2018年JHA大賞部門ブランプリ。

SCREEN

“ヘアを通じてお客様の日常をより美しく映し出していく”をコンセプトに、本物を求めるお客様にいつもと違う“もうひとつのあなた”を提案。神谷オーナー自らデザインしたおしゃれな空間に、幅広い年代層のお客様が数多く通う。


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