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宮村浩気さん/Xel-ha by afloat 代表

美容師として多彩な才能を発揮し、業界内外で活躍する通称『みやむー』こと宮村浩気さん。カリスマ美容師ブームの頃は、HAIR DIMENSIONのトップスタイリストとして各メディアでの活躍が注目されたが、その裏では一美容師として自然体の彼の姿があった。独立を決意したのは、あるブレーンからの何気ない問い掛けがきっかけ。そして、独立までの1年半で彼がとったある行動とは…。TBMGの第0号として、afloat-fとxel-Haを経営する宮村さんに、そのサクセスストーリーを語っていただいた。

ライター 前田正明 | カメラ 好川桃子 | 配信日 2006.10.9

新人の頃はハードルを一歩ずつクリアしながら、メイクもできる美容師を目指した

実を言うと、最初は美容師ではなくファッションデザインのパターンナーになりたかったんです。でも、両親の反対があって「お前のセンスでは無理だ」と(笑)。それで、姉が美容師をしていた影響もあって、美容師に目標を変えました。ちょうどその頃、美容室でアルバイトもしていたんで…。今思えば、漠然とした理由でしたね。そして、山野美容専門学校(東京)を卒業して、最初に入社したのがHAIR DIMENSION。当時の夢は、まずスタイリストになること、そして次にサロンで一番になることでした。この店で一番にならなければ、私の未来はないのかなって思っていましたから。それと、メイクにも興味があったので、ヘアとメイクを両立できる美容師になりたかったですね。ただ、メイクスクールには3ヶ月間だけ通って、後は独学で技術をマスターしました。

HAIR DIMENSION時代はいい仲間に恵まれて独立する気はなかったが…

メディアの仕事をするきっかけは、アシスタント時代に同じ年頃の編集の担当者と仲良くなって、「上手くなったらいつか僕を使ってね。その代わりタダでカットしてあげるから」って話をしたのが始まりです。ただ、その頃は美容師として他店や美容界のことを何も知らなかったので、目標は常に当時のオーナーでした。アシスタント時代はアップのレッスンを徹底的にして、スタイリストになってからはカットを必死でマスターしました。HAIR DIMENSIONには13年間もお世話になったんですが、実はあまり独立する気はなかったんです(笑)。いいスタッフに恵まれてたのでずっと勤める気でいました。ところが、あるライターさんから「独立しないの?」って聞かれて、その気はないと答えると「今しかないのに、もったいない」って言われて考えるようになりました。

独立して迷惑をかけないように、在籍中の1年半で1000万円プレーヤーを2人育てる

そのひと言がきっかけで、次へのステップアップとして出店しようと思い始めました。ただ、藤原紀香さんを担当させていただいたりメディアでも活躍しているから、その勢いで独立したと思われるのが嫌だったんで、決意した時は頑張ろうという気持ちになりました。それと、当時の私の1ヶ月の売上げが約1000万円、サロンワーク以外を含めて2000万円以上あったんです。その影響力を考えて、私が抜けてもいいように1年半かけて体制を整えてから辞めさせていただきますとオーナーに話しました。結果的にみんな頑張ってくれて、1000万円プレーヤーを2人育てました。その下にも500万円、400万円、300万円プレーヤーを育てて、これで大丈夫だねって。そうしたのは私自身の意思で、退職することで一緒に働いてきた仲間に悪いなっていう気持ちからでした。でも独立が近づくにつれて、そのスタッフのことである問題が起こってしまったんです…。

株式会社エターナル代表取締役。2000年4月にサロン「afloat」を青山に設立以来、『女性を必ずキレイにする』をモットーに、女心をくすぐるスタイルを常に提案するヘアデザイナーとして活躍。現在は、「afloat-f」「Xel-Ha」の2店舗を運営。その他にも、CM・テレビ・ポスター等でヘアメイクとしても活躍中。

afloat-fhttp://www.afloat.co.jp/Address東京都港区北青山3-8-18ラ・キアラ表参道ビル2FTel03-5778-0087

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